「時間がない」という悩みは、何のために？という目的意識で解決する
台風なんて、と言っていたら、お説教されました。
はやおきよし(@hayaokiyoshi)です。
3回にわたって、「時間が足りない」という悩みを解消する方法について書いてきました。
ですが、もちろん、時間を作り出すことが一番の目的ではありません。
自分のために使える時間を作り出したら、その時間で何をするのか、が一番大切なことです。
この記事では、時間を作り出す目的について考えてみます。
あなたは、何のために、時間を必要としていますか。
ある人は、自分の夢の実現や趣味の充実を願っているでしょう。
小説を書きたい
音楽を作りたい
絵を描きたい
写真を撮りたい
もっともっと、自分のやりたいこと、熱中できる趣味に時間を使いたい、という人も多いはずです。
ある人は、副業のために時間を必要としているでしょう。
ある人は、家族のために時間を必要としているでしょう。
ある人は、自分の勉強のため、スキルを身につける研修のために時間を必要としているでしょう。
同じ時間を与えられたとき、それで何をするか、は人によってずいぶん違います。
あなたの目的は何でしょうか。
目的を明確にすることによって
どんな目的であっても、それを明確にしておくことは、自分の取り組みの大きな助けになります。
反対に、目的が定かでないと、ずいぶん取り組みが邪魔されてしまうことになります。
目的を明確にするメリットを３つ紹介します。
1. 明確な目的は、動機を与えます。
時間作るの大変だな。
別にこんなにがんばらなくてもいいかな。
今日はもうあきらめようかな。
そう思ったときに、いやいや、と思い直す動機を与えます。
これは、自分にとって大切な目的のためだから。
少しぐらい無理をしてでも、がんばろう。
いまは大変でも、これを乗り越えれば、きっと大丈夫。
そう思って、もう一度、取り組むことができるようにしてくれます。
2. 明確な目的は、優先順位を定めます。
本当は大事なんだけど、あれもあるし、これもあるし。
こちらを立てれば、あちらが立たず。
あちらを立てれば、こちらが立たず。
この前はこっちを優先したけど、それでよかったかなぁ。
明確な目的があると、優先順位が定まってきます。
あれか、これか、で迷ったときに、どちらかを決めることができます。
これは時間の使い方でも、同じことです。
どっちが自分の目的に近いことか、それが判断基準になるでしょう。
3. 明確な目的は、仲間を寄せ集めます。
私はこれがしたい、こうなりたい。
明確な目的が定まったら、たいていの場合、まわりの人にそれを知らせるでしょう。
いいね、と言ってくれる人もいれば、あまり関心のない人もいます。
ときには、反対する人もいます。
家族や親しい友人の場合、その声に真剣に耳を傾ける必要があります。
でも、関係が遠い人なら、「いろんなことを言う人がいるものだ」と受け流せばいいだけです。
ときおり、実は私も、と同じ関心をもっていたり、同じ夢を見ている人が現れることがあります。
仲間意識が芽生え、いっしょに取り組んでいくことができます。
そうなってくると、ひとりで取り組んでいたときよりも、グッと力が入ってきます。
お互いに約束しあっているような感覚になるからです。
時間がないと悩む人が答えるべき3つの質問
時間がない、自分のやりたいことに取り組む時間を作りたい、というときには、まず目的意識をはっきりさせることが大切です。
そのために、落ち着いて、次の3つの質問に答えてみましょう。
- 何のために時間を作り出そうとしていますか。
- そのためには、どのくらいの時間を必要としますか。
- その時間を作れたら、半年後のあなたはどうなっていますか。
この3つの質問に答えることによって、自分なりの目的を見出すことができるはずです。
それをしっかり、書きとめておきましょう。
そして、目的を見失わずに、実際に時間を作りだすことに取り組み始めましょう。
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